高校入試の倍率が発表される
この4月の高校入試の志願状況が発表されました。釧路学区を見てみると、前年と比べると、普通科では東と江南が倍率を上げています。東は、推薦入学を取り入れたり、オープンキャンパスをやったりと、受験生をふやすためにあれこれがんばった成果も出ているのではないでしょうか。
それにつけても、倍率を見ると、親として悲しく?なる現実があります。商業の情報処理は1.9倍、工業の土木と工業化学は1.6倍。狭き門になっています。京都の革新府政の蜷川府政のころに、「15の春は泣かせない」というスローガンがありました。大量に高校入試で不合格者を出していた現実をあらため、小学区制・職業科と普通科のミックスなどの手法で、高校を増やしていったことを思い起こしたりします。京都の取り組みは、その後、公立高校のレベル低下と批判された向きはなくはないのですが、中3の子どもに、あえて「受験失敗」の苦い経験をさせる必要があるのか、疑問です。高校は、いまや準義務教育。競争主義からの脱却も必要です。
確かに、全体の競争率は均すと1倍とのことです。受験生の偏りのこともあるのでしょうが、私はこの間すすめてきた「公立高校の適正配置」の問題も大きいように思います。中卒者が減るからと言って、機械的に間口減、高校統合をすすめてきました。この3月には、星園と西高校が廃校となります。しかもこの間口減は、私立高校に一定の生徒を確保することを前提に、意図的に「ある程度の子どもが公立高校に入れない」ことを考えての間口減でした。私立高校の経営の厳しさも分からなくはありませんが、私立高校の負担の大きさは、一人の親としてなかなか厳しい現実があります。
私が、気になっているのは明輝高校の倍率です。鳴り物入りでつくられた総合学科で、飛びぬけて高い倍率だったのか、今年は1.3倍まで下がってきました。(それでも十分高いのですが・・・)子どもたちの間でも「少し落ち着いてきたのかな?」みたいな声が出ているとのことです。総合学科の評価は卒業生を何期か送り出してから定まっていくことになるのでしょうが、総合学科の看板はダメとはいいませんが、大して教員の配置が多くなるわけでもない現実や、教員が専門外も含めてたくさんの講義をこなしている現実などが、解決されてきているのでしょうか?
少しでも多くの子どもたちが、希望校に合格できるよう祈っています。
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