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2018年7月

2018年7月27日 (金)

海兵隊移転訓練の武器、車両などが釧路西港に陸揚げ

Photo 矢臼別演習場で行われる沖縄の海兵隊の移
転訓練。今年は8月初旬に行われますが、訓練で使う武器、車両などの資材が釧路西港にPhoto_2陸揚げされました。25日には、釧路空港に海兵隊員が150人降り立ったのに続いて、今回は西港です。これまで武器の搬入は根室の花咲港を使っていましたが、今後は釧路西港にシフトすることを考えているのではないでしょうか。

 私も10時30分から一時間余り、監視・抗議行動に参加してきました。聞くところによると、入港予定は朝8時ということでしたが、そうとう早く入港したようです。私が行った時には、りゅう弾砲などの移送は終わっていて、運輸会社の車に乗せた資材やトラックの移動の途中でした。入港したのは第一ふ頭ですが、ふ頭周辺は立ち入り禁止。ものものしい感じがしました。先導者に誘導され車両が4、5台ずつ、一塊になって移動していきます。車両は全体で50台ほどでした。

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2018年7月22日 (日)

子どもの貧困について、浅井先生の講演会を開きました

Photo 今日、共産党市議団の主催で浅井春夫氏Photo_2
(立教大学名誉教授)の「子どもの貧困問題を考える学習講演会」を開催しました。浅井先生は、子どもの貧困問題のパイオニアです。

 浅井先生のお話で気になった点を「つれづれに」書きます。

●子どもの貧困の深刻さに本当に心が傷みます。歯科医のお話に、小学生で総入れ歯にせざるを得なかった子がいたこと。国民の所得全体が低減傾向にあることから所得の中央値も下がり、結局、所得の中央値の1/2以下という国民の貧困ラインも下がり、それが貧困率を押し下げています。決して収入が増えて貧困家庭が減っているわけではありませせん。貧困の最悪の形は、子殺し・親子心中、絶対にあってはなりません。

●子育て世帯に対する公的給付が異常なほど少なすぎます。浅井先生のお金が貧困問題の全てを解決するわけではないが、かなりの分の問題を解決できることも事実と言う指摘は本当に重いと思います。日本の家庭の収入の9割は労働に由来する収入、ここが不安定雇用やリストラでどんどん減っています。公的給付は2.5%しかありません。半数が貧困ライン以下の母子家庭ですら、公的給付は15.7%です。お金がないということは、子どもから希望を奪うことになります。

●人生の始まり(乳幼児期)での支援が政策的には大変有効です。しかし、日本はこの時期の責任は全て親が負うものという考えが蔓延しています。結果として、子ども期、人生全体の前向きの発展を阻害することにもなっているのではないでしょうか。子育て支援策についても時には、母親の責任に収れんしてしまいかねない施策があることも事実です。

●子ども食堂は非常に大切ですが、これでは解決にはなりません。なによりも、毎日食事が提供されるわけではないから。アメリカやイギリスでは、登録制ですが学校で毎朝朝食を提供しています。「早寝、早起き、朝ご飯」はとてもよいスローガンですが、そうできない家庭をどうするのか。家庭の自助努力では解決しません。

●学習支援を通して、「この地域の大人は自分を見捨てていない」という大人への信頼感、自分にも価値があるという自己肯定感が増していることは大きな希望です。

●貧困調査が大事です。戦争こそ超貧困者会を生みだします。決して戦争を起こしてはなりません。憲法順守の義務を負っている内閣そのものが、改憲の旗振りをしている異常さがあります。

●子どもの貧困対策では、その仕事を直接担う専門部局を創設すること、きちんと目標数値を定めることがカナメです。総バナではうまくいきません。ポイントを定めて集中して取り組むようにすべきです。

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2018年7月14日 (土)

西日本豪雨災害救援募金に取り組む

Untitled3 日本共産党は全国でいっせいに西日本豪雨災害の被災者救援募金に取り組んでいます。昨日も、畠山さんを講師にしたJR問題の学習会でも募金に取り組みました。

 今日は市議団で街頭宣伝をしながら募金活動。武佐のフクハラと春採の生協前で取り組み、たくさんのご協力をいただきました。写真はフクハラ武佐店前で工藤市議が演説して、松永さんと私が募金を集めているところです。


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2018年7月13日 (金)

畠山和也さんを講師にJR問題の講演会

Photo 7月13日、アクアベーメにおいて畠山和也さPhoto_2


ん(前衆議院議員)を講師に、JR北海道廃線問題学習会を開催しました。会場いっぱいの参加者で、いまのJR問題について、共産党の考えを聞く機会となりました。

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2018年7月10日 (火)

賦課金裁判、札幌高裁実質審理が終了

090511_13330001  昭和中央土地区画整理組合の賦課金と差し押さえの無効を求めた裁判の控訴審が今日、札幌高裁で始まりました。さすがに釧路地裁のようにはいきませんが、今日も10名を超える傍聴者がかけつけました。札幌に住む原告の方とも久方ぶりにお会いすることがて゜きました。

 高裁の審理はほとんど書面の交換だけです。原告側の大輪手続きの方で書面が間に合わなかった方が一人いて、その関係で8月にもう一回だけ公判が開かれますが、実質的な審理は今回の1回で終結すること、判決が9月25日に言い渡すことが決まりました。

 審理そのものは予想以上のスピードで進むようです。組合側が求めていた新たな証人調べは行われないことになりました。

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