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2014年10月28日 (火)

新しく土地を買った人は、売主、仲介業者へ支払いを求めることも考えられます

「私の場合、去年に土地を購入し、家を建てましたが、組合から何も説明もなく、今回いきなり、あなたは購入時点で組合員ですとか、前の持ち主の延滞分など含めて,○○○万の支払いを11月までしないと、財産差し止めしますなど、訳が分かりません。ちなみに前の持ち主の賦課金が○○万で、過怠金が○○万だそうです。過怠金○○万てありえないでしょ。・・・」とのコメントが気になりまして・・・・

 21年4月に賦課金は決まっていますから、もし、それ以降の購入で、なおかつ売主から賦課金の説明が全くなかったとすれば、売主に賦課金を支払うように求めることができます。賦課金について説明しなかったとすれば、それは「説明責任を果たしていない」とみなされ法的に言っても、売主の側に重大な落ち度があります。通常の取引でも同様のケースで、売主が事実上の損害分を支払うことは、かなり広く行われています。

 実際の土地取引では、賦課金決定以降の土地の売買をした場合、賦課金をどちらが払うかを決めたうえで売買している例が一般的ではないかと思いますので、その面でも強く出てください。しかし、このことは、一応、賦課金を誰に課すかとは別の問題で、賦課金の支払い義務は買主にあるとされています。至急、対応をしてください。場合によっては弁護士を代理人として交渉することも有効だと思います。

 あわせて、このことは一般的に考えても、「売主が説明責任を果たしているか」ということに突き当たります。組合設立時にはもう組合員だったという方は無理でしょうが、どこかの時点で土地を買ったという方は、売主、あるいは仲介業者に負担を求められないか、該当する可能性はあると思います。

 ただし、売主、買主の対立ばかりでは、本質的な解決はありません。結局、賦課金は正しいから誰かは払うという結論になるからです。根っこのところから考えることも必要です。

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コメント

以前
組合発足以前に地主から買った百坪の土地が区画整理で一筆(50坪)登記出来ないので不足分を組合から買い戻したものですが
我が家の土地はそのせいで地番が2つにまたがってます
今日法務局で登記事項証明書を取ってきましたが
区画整理換地後に組合から買い戻した土地には差し押さえ権は設定されていませんでした

投稿: 匿名 | 2014年10月29日 (水) 11時30分

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