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2010年6月14日 (月)

生活保護、老齢加算廃止は違法との高裁判決

   福岡高裁において、生活保護の老齢加算廃止の取り消しを求める裁判の判決があり、減額決定の取り消しを命じる判決が出ました。喜ばしい限りです。

 70歳以上の高齢者には、以前は老齢加算と言って、一定額が加算されて支給されていました。しかし、政府は、これが過剰な給付だと言って、母子加算ともども廃止され、裁判で争われていたわけです。今年から、母子加算が復活され、私達にとっては大きな一歩となっただけに、続いて老齢加算もなんとしても復活させようとの運動も広がった中での画期的な判決です。

 政府は老齢加算を廃止する上で、高齢者の生活維持に必要な最低限の生活費を厳格に算定する責任があり、一定の激変緩和も行うとのことでの老齢加算廃止だったわけですが・・・・判決では、適正な最低限の生活費について十分な検討がされていない、激変緩和も不十分で単身世帯では20%も保護費が減ることになり、生活を維持していくことは困難と判断、違法との判断です。高齢者の保護世帯は単身が多いのも特徴です。多人数家族なら保護費は十分だというわけではありませんが、老齢化山河なくなって、とくに1人暮らしの方が、「こんなに減っては生活できない」「知り合いや親戚のお葬式にも行けない」との声をたくさん聞いてきました。今回の判決をきっかけに、老齢加算の復活へと、政治も大きく舵を切り替えてほしいものです。

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