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2010年3月20日 (土)

小林多喜二

Img_1528  小林多喜二を語るつどいが開かれました。近年、多喜二の「蟹工船」が多くの若者に読まれ、再評価されています。派遣労働、不規則労働のなかで、労働者が使い捨てにされる・・・その源流を多喜二の作品に見ることができるからです。

 「蟹工船」は「地獄に行こうか」のせりふから始まり、また労働者は立ち上がったの場面で終わります。カニ漁をしながら、船のなかで缶詰に加工する。まさに海に浮かぶ巨大工場です。戦争に向かう時代の中で、カニ缶を大量につくることが国策だと言われ、厳しい監視と非人間的な扱いのもとに労働者は置かれています。このなかで自らの命を守ろうとストライキが発生、軍隊による弾圧を経て、更なるストライキに立ち上がる・・・こんな筋書きを青年は、非常に身近なものと感じているのでしょう。

Img_1529  「蟹工船」が松田龍平の主演で再映画化されました。先日、DVDで見ましたが、以前の映画とは雰囲気はずいぶん違っています。蟹工船の厳しさから抜け出したいと言って、みんなで自殺未遂をするところ、カプセルホテルのような労働者の船室は、まるで近未来的な空間を思わせます。現在の出来事ともずいぶんオーバーラップした構成となっています。しかし、やっぱり労働者は泣き寝入りはしません。何度でも立ち上がっていきます。「戦艦ポチョムキン」を髣髴させます。

 こうした多喜二の作品に、多くの方に接してもらいたいものです。さいわい、我が家の娘も多喜二の名前は知っていました。しかし、多喜二が戦前の共産党員だったことは知りませんでした。「ふーん、多喜二も変わりもんなんだね」との一言には、笑ってしまいましたが・・・・

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