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2010年2月14日 (日)

丸釧資金を考える

 市町村が行っている中小企業向けの融資制度がありますが、釧路では「丸釧資金」と言います。来年度の予算案でも融資枠112億円を確保するため、金融機関に65億円を預託する予定です。

この資金の推移と全道の主要自治体との比較を調べてみました。

Photo  融資件数について
 13年から18年まで48.1%と半減しましたが、その後微増に転じてはいますが21年末でも13年比53.2%までしか回復していません。

融資残高
 13年から17年にかけて2/3に減りましたが、その後一転、急増して4年間で倍化しました。
 増加に転じるきっかけになったのは19年に、それまで運転資金2000万円、設備資金3000万円の限度額だったものを、それぞれ5000万円までに引き上げたことがあります。

このことから言える事として
①この間、金融情勢が大変厳しくなりましたが、丸釧資金の新規貸付件数は伸びていない。
②融資の内容を充実すれば、確実に利用増につながっている。
③制度充実で件数は微増、金額は倍化ということは、一件あたりの貸付金額が大きく伸びたと考えられる。
具体的には
   丸釧資金を利用する層が少し、規模の大きな業者にシフトした。
   比較的大きな事業者を相手とする金融機関の取り扱いがふえた。

ことなどが考えられます。

 次に全道の主要市で実施している制度融資と融資内容を比較してみました。

全道の主要自治体と比較した場合、丸釧資金は、

①限度額5000万円は全道平均と比べてかなり大きく2倍前後、ほぼ全道最高水準 
②利息1.3%は一番安く、他はほとんどが2%台    
③償還期間はほぼ全道と同じ(運転資金7年、設備資金15年は長い方に入る)   
④据え置き期間なし、他はだいたい据え置き期間あり
    

ほかに気づいた点として、全道主要市の特徴は
 ・帯広は限度額は少ないが内容は多岐に渡り、借りやすくしている
 ・利息が一律でなく、償還期間が長くなると利息を上げる、あるいは変動金利というところも多い    

などの特徴もあるようです。

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