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2010年1月 3日 (日)

アバダー

 話題の「アバダー」を見てきました。話の筋は別にして、「海兵隊」という存在がアメリカでどんな風に思われているのか、そくなことを垣間見せてくれた映画になりました。

 普天間基地の移設問題で、嘉手納基地への統合を岡田外相が主張したときのこと。当の嘉手納の空軍兵士が、海兵隊との気質の違いを理由に、海兵隊と一緒になることを拒んでいるとのニュースを見たことがあります。空軍パイロットと言えば米軍の中でも大変なエリートなのでしょう。それに対して海兵隊の多くが貧困家庭の出身。自分の食い扶持を求めて志願している兵士が大半です。偏見かもしれませんが、環境・犯罪・貧困・人種差別、そんな背景を持っている者も少なくないはずです。同じ軍人の中でも、差別されるような存在なのかも知れません。
 映画の敵役の大佐も主人公もふたりとも海兵隊の出身です。なぐり込み部隊の異名どおり、住民の居住地に一方的に先制攻撃を仕掛けます。大佐は、その星の住民を露骨に差別し、侵略することになんのためらいもありません。主人公もまた、最初は上官の命令は絶対とばかりそれに従い、自分の無知を恥じる気配もありません。シガニー・ウィパー演じる研究者が、海兵隊出身の主人公を「頭が空っぽ」と言って、毛嫌いするシーンなども、そんな感じなのかなと見ていました。もちろん映画ですから、製作者の意図と米国民の感覚が同じというわけではないのかもしれませんが・・・・

 その星の住民の抵抗運動が、少しベトナムの解放運動やアメリカの先住民族の抵抗ともオーバーラップして見ていたの私だけでしょうか。
 その海兵隊が、アメリカ領以外で唯一駐留している国が日本で、その一つが普天間です。殴りこみ・先制攻撃を主な仕事とする海兵隊は、決して日本を守るために配備されている軍隊ではないはずです。危険な海兵隊は日本にはいらないのではないでしょうか。

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