美原公設市場に関する住民説明会
美原の公設市場からスーパーが撤退しましたが、美原地域の新日本婦人の会が主催して、説明会が開かれました。釧路市が主催する住民説明会が一向に開かれない中で、現在の状況を知るよい機会となりました。
市の担当課からスーパーが撤退に至った経緯、そして現在検討していることなどをお話していただきましたが、市としての方針は「つめの検討をしている」ところ、まだまだ固まったものではないようです。
それにしても、スーパーの撤退は市としても想定外だったらしく、市が直営でスーパーを経営することは考えていないが、現在の場所に商業拠点が必要とは考えているとのこと、空き地・空き店舗のままにしたくはないという話に、地域の人たちも一安心したようです。
それでも、新たなスーパーの新規出店を指を加えて待っているわけにはいきません。あちこちでスーパーが撤退して、そのまま空き店舗となっているところもあります。市としては、美原の人口、公設市場の位置から、新規出店は期待できると判断しているようですが、この不況です。そうそう簡単に手を挙げる事業者がいるのでしょうか。
地域の人もその点を一番心配しているようです。「いつぐらいまでに解決できるという見通しはあるのか」・・・・もちろん、明快な答えがあったわけではありませんが、まだまだ、スタート地点に立つ前という感じです。
また、出店を希望するお店が出てきた場合の対応も慎重にしていただきたいものです。以前のスーパーには、建物・土地の買取を求め、金額で折り合いがつかなかったのが撤退の遠因のようです。今度は新規出店です。なおのこと、買取を求めるなら金額の入口のところで話が途切れてしまわないようにしていただきたいものです。部長も場合によっては賃貸もと言っていましたが、市として譲れる点は譲っても出店につなげていただきたいと思います。
もうひとつ、施設のリニューアル費用の分担も検討事項のひとつとのことでした。スーパーは、ある意味では見栄えが勝負。施設の老朽化は頭が痛い課題です。
参加者からは、商業施設一般の出店ではなく、生鮮食品を含めた食品スーパーを誘致してほしいという声がたくさん出ました。市としても地域の声としてしっかり受け止めていただいたようです。
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