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2010年1月27日 (水)

国体(冬季大会)が釧路で始まります

Img_1493  第56回国民体育大会冬季大会、くしろサッポロ氷雪国体のスケート競技、アイスホッケー競技が釧路で始まりました。釧路で冬の国体が開催されるのは、タンチョウ国体、釧路湿原国体に続いて3回目、13年ぶりのことです。

 今日は、湿原の風アリーナ(体育館)で開かれた開始式に参加してきました。冬の国体はスキーとスケートが中心ですが、夏の国体と違って競技施設が整っている都道府県は偏っています。そのため、同じ県が何度も国体開催地となることもめずらしくなく、北海道は10数回目の開催になります。同一県での開催が度重なると、地元の負担もけっして軽くはありません。開催県を決めるのに四苦八苦している現実があります。
 そのため、今回からは冬の国体は大会そのものをコンパクトにして、冬には開会式・閉会式を行わず、秋の国体の開会式・閉会式と兼ねるようになったそうです。地元の財政負担の軽減にもかなりの取り組みをしたようです。そのため、今回は開会式ではなく、開始式と銘打ったわけです。

Img_1491  開始式では、日本体育協会会長の森喜郎元首相や競技団体を代表して日本スケート連盟の橋本聖子衆議院議員などがあいさつをしました。橋本さんは、バンクーバー五輪の日本選手団の団長にもなっていて、国体の盛り上がりをそのままバンクーバーに持って行ってがんばりたいとあいさつしていました。

 開式に先立っては、阿寒アイヌ工芸協同組合がユーカラ劇、釧路北陽高校吹奏楽部がマーチングを披露し、たくさんの拍手を浴びていました。

 選手のみなさんが、くしろでのよい想い出をつくれるよう、市民一丸でお手伝いしたいものです。

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