予算案の概要が明らかになる
厳しい財政環境のなか、来年度の釧路市の予算案の概要が、新規事業を中心に晃からなりました。わたしたちの要求が実ったものもあるにはありますが、全体としては肯定的に評価できるものではありません。2月になると、各部から予算の詳細の説明を受ける機会がありますが、改めてよく聞いてみたいと思います。
今日は、みなさんにお知らせしておいた方がよいと思う点に絞って書いてみます。
①阿寒地区、釧路地区に続いて、音別地区でもTMRセンターの建設に着手します。酪農家の労力軽減という点では積極的な面をもちますが、農業の基本である土地から農家が手を引いてしまうことに不安を覚えます。
②国の産炭国高度化事業が予算案に盛られたことを受けて、市の高度化事業の支援策、国への要請行動、市民対象のフォーラムの開催等が計画されることになりました。
③例年同様、若年者就労促進事業、季節労働者冬期間就労事業が盛り込まれました。今年は、若年層の就職に結びつくようビジネスコミュニケーション研修・職場研修などが計画されています。
④乳幼児のヒブワクチン接種の助成制度が始まります。新型インフルエンザの予防接種の助成も継続されます。
⑤児童扶養手当が父子家庭にも支給されることになります。
⑥公園整備では、宝町1号公園の整備が行われ、緑ヶ岡公園の整備では、園路・広場・駐車場の整備等が始まります。
⑦鶴野地区の浸水対策の予算がつきました。
⑧市営住宅では、北町団地1棟の新築、白樺台ではトータルリモデル事業11戸、美原団地8戸の空き家修繕、駒場・新川などで耐震診断、耐震補修等が行われます。
⑨動物園にアルパカ3頭が入ります。
他にもたくさんの新規事業が盛り込まれましたが、財政難から廃止となった事業も相当に上っているのではないでしょうか。
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