党議員団が市政報告会

　共産党議員団の今年最初の市政報告会を開きました。最初、石川議員の方から１２月議会の取り組みについて報告、その後、質問や意見などをいただきました。

　話し合われたテーマにそって、その内容を紹介します。

①食品スーパーの撤退問題
　白樺でセオストアが撤退しましたが、市内のあちこちで食料品店のない地域が広がっています。益浦地域の方は、スーパーの撤退以後、ずっと食料品店の誘致を求め、市や商工会議所などにも働きかけてきましたが、まだ実っていません。いずれも「イオン２号店」の出店があれば太刀打ちできないからということだったようですが、イオンの出店もなくなり、新たな運動が必要と強調されました。
　私は１２月議会で、買い物バスのことを取り上げたことを話し、２月議会でも当面の買い物対策と将来の商店誘致の取り組みをすすめるために、ぜひ意見を寄せてほしいと要望を述べました。

②雇用のワンストップサービスについて
　１２月、ハローワーク、釧路市、社会福祉協議会、北海道などで雇用生活相談のワンストップサービスが行われましたが、「ぜひ、月１回定例で取り組んでほしい」「どうせ行うなら、法テラスなども含め相談内容を充実してほしい」との意見が寄せられました。もつともなことだと思います。あわせて、相談には応じるが申請は改めて各役所に行ってというのも問題点として指摘されています。内容の充実を提案したいと思います。

③除雪について
　釧路の除雪についていろいろな意見が寄せられました。「車道の雪を歩道や私有地に寄せないでほしい」「歩道がツルツルで本当に危険」「排雪をしっかりしてほしい」いずれも切実な声です。交通事故なども心配されます。しっかり除雪予算を確保させたいと思います。

④介護施設について
　市の特別養護老人ホーム、グループホームなどの状況について質問がありました。特養は２年後に美原の近くに建設予定があります。グループホームは建設凍結が解除され、去年から新規オープンが続いています。しかし、国の抑制策があり、待機者はふえる一方です。さらに、抑制策の間をぬって法的規制のない老人下宿が増えていることも見逃せません。なかには、劣悪な施設もあると聞きますので、しっかり注目していくつもりです。

　他に、党議員団として、もっと農林漁業について一般質問でも取り上げてほしい、石炭の長期存続のためにどう取り組んでいくのか、住宅リフォームをすすめてほしいなどの声も寄せられました。また、私からは、２つの公社の塩漬け土地のこと、国直轄工事負担金の問題などを話し、また、ぜひ議会傍聴にお越しいただきたい、ＨＰもご覧いただきたいとお願いしました。こうした市政報告会は今後も続けていくつもりです。