金融円滑化法を踏まえて、金融機関に申し入れ
亀井大臣の肝いりで、金融円滑化法ができました。それだけ、 最近の金融情勢は中小業者には厳しいものになっています。
そこで釧路民主商工会が、
①融資の条件変更・返済猶予の相談に積極的に応じること、
②保証協会が保証に応じる新規融資はすみやかに実行に移すこと、
③北海道や釧路市など行政が行っている融資制度を積極的に活用すること
の3点を、地元金融機関である釧路信金、釧路信組に申し入れました。あわせて、釧路市に対しても融資制度の円滑化について懇談しました。この行動にご一緒させていただいて、いろいろとお話を聞かせていただきました。
それにしてもこの種の法律ができること自体、画期的なことです。あわせて、いまの金融危機のなかでは、体力のない中小業者の自助努力だけでは耐えられないというのも、率直な点なのかもしれません。
金融機関の担当者は、「法施行にともない、すでに融資条件を変更してほしい、返済を猶予してほしいとの相談も寄せられている」と話していました。また、「うちの金融機関もここの中小業者さんとしか仕事ができませんから」と法の制定については歓迎しているようです。以前から弾力的に対応してきたので個別のケースに沿って対応したいとも話をされていました。それぞれの金融機関の経営戦略もありますから、一律に、全部というわけには行かないでしょうが、地元業者の金融需要に積極的に応えてもらえるよう最大限の努力をお願いしたいものです。
あわせて釧路市が行っている丸釧融資についても様々なご意見をいただきました。大変低利で条件のよい融資制度ですが、課題も多くあるようです。ぜひ、利用を広げてもらいたいと、議会でも私たちがたびたび取り上げてきたことですので、参考にできるものも多くありました。2月議会に向けて、実情などをさらに調べてみるつもりです。
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