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2010年1月31日 (日)

HV車に警報装置配備されることに

 ハイブリット車は、モーターで動いているときはほとんど音が出ないということが、騒音と感じる方に喜ばれています。しかし、視覚障がい者には困った事態になっています。

 特に狭い住宅街や小さな交差点など、もともと低速でゆっくり走っているときは、「音を頼り」に歩いている視覚障がい者は、車が接近してくることがわかりません。車の側は、白杖でも目に留まらなければ、「車が近づいていることは分かっているだろう」と思うでしょうし、「低速なので心配ない」と思い込んで、そのまま進んで、思わぬ事故ということがかなり頻繁に起きています。

 このことが審議会で問題となったときには、健常者の委員からは「静かになったことは良いことではないか」、メーカーからも「静かになったことが問題になるとは思わなかった」と議論は平行線でした。

 私も参加している「網膜色素変性症協会」でも、このことが問題となっていました。実は網膜色素変性症の病態は様々です。白杖を使用している方は、実は視覚障害者のうちごく一部で、多くの方は杖なしで元気に歩いています。しかし、視力が弱まっていることと、視野が極端に狭いことは共通しています。視野の95%が欠けている人でも、真正面ならけっこう見えます。そういう人たちにとって、音で感知して、そちらを向けば車の存在に気づくのです。しかし、音が聞こえなければ、接近そのものに気づかないとなります。釧路で開いた懇談会のときにも、「私もひやっとした」とか、ぶつかってしまったという人がかなりいました。・・・・別な話ですが、車はもちろんですが、結構、自転車も怖いんです。自転車の場合、取締りがほとんどないこともあって、歩行者がいてもスピードも下げずに突っ込んでくる場合もあります。

 私たちの「会」でもHV車に接近警報装置を備え付けることを求め、署名運動などに取り組んできました。こうした運動を受けて、国土交通は、「車両接近通報装置の搭載」を義務付ける決定を行い、装置の機能等のガイドラインを定め、義務化以前にも積極的に搭載するよう自動車メーカーに要請しました。小さな声が広がって、政治を動かすことができました。

 これを機会に、視覚障がい者の住みよい社会について、理解が深まることを願っています。

★ブログの右下に二つのブログパーツをつけました。ひとつは世界遺産の写真集、もうひとつはグーグルを使って、世界遺産の衛星写真を見れるパーツです。TBSが提供しているものですが、お好きな世界遺産をめぐってはどうですか。こうしたものが大好きなので、私はけっこう楽しめました。旅行会社に入社して、世界あっちこっちに行ければいいなと思っていたのに、その会社も2年で退社。旅行する時間もとれない生活を送っています。せめて、写真だけでも、その雰囲気を味わいたいものです。このブログパーツから、直接TBSの世界遺産のページにリンクしてますから、「放送アーカイブ」を見れば、過去の番組も見られるようです。

 

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